子どもと楽しんで始める
サステナブルな暮らしとは
SDGsや環境問題について気にはなるけど、なんだか難しそう……と感じている人も多いのではないでしょうか。
そこで、サステナベビーブランド『Bare and Boho Japan(ベア アンド ボーホー)』の1周年を記念して、子育て世代の素敵なママにお話を伺います。
第1回はやんちゃ盛りの男の子二人を育てながら、タレント、ランナーとして多方面でご活躍中の安田美沙子さん。多くのママから支持される彼女が環境を意識したきっかけや、子どもと楽しんで始める「サステイナブルな暮らし」について、語っていただきました。
ママだってアスリート。自分のメンテナンスも大切
最近は少し落ち着いてきたのですが、次男がイヤイヤ期で長男は反抗期。兄弟ケンカもよくするし、長男から〝ママが悪いんだよ″なんて言われることもあって、本当に大変なんですよ。叱り方の本を読んで実践してみたけれど、法則通りにいくはずがない(笑)。だから、「こうしなきゃ!」とか「こうでなきゃ!」と自分を追い詰めずに、いい意味で手を抜く日があっても私はいいと思ってるんです。
家事に子育て、仕事と忙しい日々を過ごしていると、自分のことは二の次になってしまいがちですが息抜きしたり、自分を甘やかすのも大事なこと。ママだってアスリートだと思っているから、たまには主人にお願いして鍼やマッサージに行ったり、自分の身体のメンテナンスも大切だなと思って。
趣味のランニングは楽しんで走る"ファンRun"がモットー
ランニングも私にとってはリフレッシュできる貴重な時間。主人が休みの日に子どもを任せて、コーチやRun仲間とカフェに立ち寄りながら10kmくらい走っています。体を動かしてクタクタなはずなのに、走り終えた後は不思議と気分がスッキリしているんですよね。お香を焚いたり、美味しい珈琲を飲んでホッとするとか。そんなささいな時間が自分を見失わないための気分転換になっています。
日々の生活で大切にしているのは食事
もともと、お酒にあうおつまみをつくるのが好きだったのですが、食についてきちんと考えるようになったのは結婚後に『食育インストラクター』の資格を取得してから。食育は栄養素だけでなく、人格形成の影響や食についての考え方も学べたので自分のためにも家族のためにもよかったなと思います。
生ゴミを循環させるサステナブルな暮らし
毎日料理をしていると生ゴミがたくさんでますよね。年間にするとすごい量。それが気になり始めたとき出会ったのが、友人の料理研究家・真藤舞衣子さんが使っていた『コンポスト*』でした。パッケージもおしゃれだし、子どもの食育にいいかも!?と使い始めたのですが生ゴミだけでなく、処理しづらい揚げ油も土に還っていくのが楽しくて。
その土を資源としてハーブや野菜を育てれば、暮らしが循環して生活が快適になっていく。いまでは長男が生ゴミを『コンポスト』に入れてくれたり、庭で育てたハーブを取ってきてくれることもあります。お手伝いするのが嬉しいみたい(笑)。
*コンポストとは、枯れ葉や生ゴミなどの有機物を分解、発酵させて作られた堆肥のこと。
なんでも自分で作る精神が培われた幼少時代
思い返してみれば、私が幼い頃は母がパンやお菓子を、祖母は味噌や梅干を作ったり、畑で野菜を育てていました。その記憶がずっと残っているからか、パンやお菓子も自分で作りますし、味噌や塩麹、醤油麦麹、ドレッシングなどの調味料はすべて手作りしています。余計なものを入れなくていいから安心だし、時短にもなる。実は手作りって、良いこと尽くめなんですよね。
祖母のもったいない精神も体に染み付いていて、食べ物を簡単には残せなくて……。お野菜なら捨てがちな部分はお味噌汁やチャーハンに入れて美味しくいただき、それでも残ったものは『コンポスト』に入れて、循環するようにしています。
ベビーにも地球にもやさしい選択を
循環するという点では『Bare and Boho』の布おむつや水遊びパンツも同じですよね。繰り返し使えて、地球にも優しい。ゴミを出さないからなんだか自分が環境に良いことをしている気分にもなれて、いいなと思って。特に水遊びパンツはデザインも可愛いし、はかせるのがラクなので海や自宅プールでよく使っていました